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個別記事の管理2019-09-28 (Sat)
認知症に効く漢方薬

それは

抑肝散(よくかんさん) です。



抑肝散


適応症   虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症。
      神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症。 

      神経過敏で怒りやすく、いらいらして、興奮して眠れない等を鎮静させる作用がある。 

構 成  茯苓、朮、当帰、川きゅう、釣藤鈎、柴胡、甘草        


  
抑肝散を構成する生薬は、7種類あります。

■柴胡・サイコ
熱や炎症を冷まし、腹直筋などの筋肉の緊張をゆるめます。

■釣藤鈎・チョウトウコウ
脳循環を改善し、手足のけいれんにも効果的と考えられます。

■蒼朮・ソウジュツ■茯苓・ブクリョウ
この2種は、水分循環を改善する代表的な利尿薬です。
茯苓には、気分を落ち着かせたり、動悸を沈める作用もあります。

■当帰・トウキ■川きゅう・センキュウ
これら2種には、血行をよくし貧血症状を治す働きがあります。

■甘草・カンゾウ
甘草は、痛みを緩和させる作用を持っています。


これらが合わさり抑肝散として発揮する効能は…

虚弱体質で神経が高ぶる次の症状、神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症、平肝熄風、気血双補に効果があります。

やせ形で虚弱、腹直筋に緊張がある患者のけいれん、不眠、情緒不安、自律神経失調症、血の道症、夜泣きなどに用いられます。

筋肉のこわばりをゆるめる効能があり、心身の状態を改善します。

精神神経面のイライラ感や不眠、また身体面では、手足のふるえ・けいれんを緩和します。

そして、子供の夜なき・ひきつけなどの改善、いわゆる「疳の強い子供」に効能があります。

最近の研究からは、進行したアルツハイマー型認知症で起こる妄想や、徘徊・暴力などの抑制にも効能があることがわかりました。




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個別記事の管理2018-08-19 (Sun)
胃腸の不快と一緒に口内炎が出来やすい、お腹がゴロゴロすると感じる方には、
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)がお勧めです。

慢性の下痢が続く方には 真武湯(しんぶとう)

下痢と便秘を繰り返す方には 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)や小建中湯(しょうけんちゅうとう)

神経過敏で腸疾患があるかたには、香蘇散(こうそさん)や半夏厚朴湯(はんげこうぼうくとう)
をオススメします。

詳しくはお買い求め時にご相談下さいね。

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個別記事の管理2018-08-16 (Thu)
40歳男性 S様からのご相談です。
昨年昇進した頃から会議の前や商談の時にたびたび腹痛と下痢が起こるようになって困っているとのこと。
内科で過敏性腸症候群と診断を受けて薬をもらいました。
しかしイマイチ効いている感じがしませんとおっしゃいます。
過敏性腸症候群は
心の痛みがお腹に現れる疾患です。
S様もストレスが重なり、心と密接な関係のある腸に症状が出たのだと思います。
このような時の第一選択薬は、
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)です。
芍薬と甘草が他の生薬と共に腸の蠕動を調整します。
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個別記事の管理2016-04-21 (Thu)

今日は漢方薬の役割について書きます。

20世紀には行ってから 西洋医学は目ざましい発展を遂げました。

第二次世界大戦後には、抗生物質も普及して、結核や梅毒、ペストなどの危険な伝染病が先進国では激減しました。

他にもいろいろな新薬やワクチンが開発され、日本では乳幼児の死亡率も大幅に低下し、平均寿命が大幅に伸びました。

ところが、寿命が伸びて中高年の人口が増え、高齢化が進んでくると、糖尿病や肝臓病、心臓病などの昔でいう「成人病」 今の「生活習慣病」と呼ばれるさまざまな慢性病が増加してきました。

それにプラスして 社会生活での心因のストレスも増加し、胃腸障害そのほか様々な心身症、ストレス病が急速に増加しました。

また、種々の免疫異常によるアレルギー病も増えています。

これらの病気は 西洋医学だけでは十分な治療が出来ない場合もあります。

効果的な治療薬が無い場合や、薬の副作用に悩まされるケース、薬をやめると再発してしまうケースなど問題がある場合も多いのです。

このようななかで 漢方薬をはじめとして、中医学の考えが見直されてきています。
病院で漢方薬が処方されることも多くなっています。

「薬」は 元々は自然界の植物や動物、鉱物の中で優れた薬効をもつもののことであり、天然物をそのまま利用したものを「生薬」といい、昔は西洋でも、東洋でも、この「生薬」を用いていたのです。

それが近代では 生薬に含まれる有効成分だけを取り出し 用いるようになったのです。
西洋薬も 生薬から生まれたものなのです。

漢方薬の効き方は 多くの場合 穏やかで、効果の現れる時間は西洋薬よりゆっくりです。
(中には即効性のある漢方薬もありますが・・・) 

しかし 西洋薬の様に「薬をやめると再発する」というケースは、ほとんどありません。
そして、漢方薬に副作用がないわけではありませんが、西洋薬よりはるかに少ないのも特徴です。

西洋薬と漢方薬に優劣をつけることなく、上手に使い分けていきたいと考えています。

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